ピップ計算機は、リスク管理に不可欠な取引ツールです。この計算機は、FXペア、貴金属、指数などのピップ値を口座通貨で計算する為に使用します。
ピップの価値を計算するために、Axiピップ計算機は1ピップ(通常0.0001)に取引サイズ(ロット)を掛け、これをFXペアのリアルタイムの市場レートで割ります。
ピップ値 = (10進数のピップ値 * ロット単位の取引サイズ) / 為替レート
例
口座の基本通貨 英ポンド
商品 AUS200
GBPUSD レート 1.79
取引サイズ ロット
取引サイズ: 5
ピップサイズは1、つまり1ピップはAUS200価格の1豪ドルです。また、取引サイズが5ロットの場合、1ピップの動きでポジションは2.79英ポンドの利益または損失になることがわかります。
1ピップあたり1豪ドル/ロット * 5ロット / 1.79豪ドル/英ポンド = 1ピップあたり2.79英ポンド 計算時の価格
「ピップ」とは、「ポイント・イン・パーセント」(または「プライス・インタレスト・ポイント」)の略で、通貨ペア間の最小の値動きのことです。ピップは、クォート通貨の価格の最後の小数点に基づいています。例えば、GBP/USDが1.2022から1.2024になった場合、2ピップの変化があります。
例
ユーロ/米ドル = 1.0718
ユーロ/スイスフラン = 0.9267
ユーロ/ポンド = 0.8916
ピップの識別は、取引する通貨ペアによって異なります。日本円を含むペアを除き、大半のペアは小数点以下4桁で価格が決定されます。
ほとんどのFXペアでは、1ピップは0.0001であり、小数点第4位の動きを表します(例:1.2022→1.2024)。
日本円を含むFXペア(例:USD/JPY; GBP/JPY; EUR/JPY)の場合、1ピップは0.01で、小数点第2位の動きを表します(例:USD/JPYの場合:131.91 -> 131.92)。
多くのFXブローカーは、標準のピップを超えて、「1ピップの10分の1」を表す端数ピップ、またはピペットを提示します。端数ピップが提示される場合、ピップは常に小数第5位(通貨ペアに日本円が含まれる場合は小数第3位)で表示されます。
例
ユーロ/米ドル = 1.07183
ユーロ/スイスフラン = 0.92676
ユーロ/gbp = 0.89165
取引において、ピップ値とは、1ピップあたりの計算値、言い換えれば、各ピップの動きが換算する資本金額のことです。ピップの動きによって、ピップ値はトレーダーの利益または損失を意味します。
FX取引の通貨ペアは、一般的に「ロット」で取引されます。「ロット」とは、トレーダーが売買する通貨単位の数です。ロットサイズには標準、マイクロ、ミニ、ナノの4種類があり、標準ロットサイズは10万通貨単位に相当します。